公務員制度 public servant system 2004 8 11
公務員制度の基本は、競争試験にあります。
こうした競争試験が、公務員制度を支えていると言ってよいでしょう。
このような試験によって、
優秀な人材を、広く、公平に、国民から集めているのです。
当然、普通の国民は、こうした試験に合格するには、多くの勉強が必要です。
この勉強期間は、短い人では半年、長い人では1年以上もかかるでしょう。
普通の国民に、これほどの苦労を強いるのは、理由があります。
それは、競争試験によって、優秀な人材を広く集める必要があるからです。
ですから、たとえ、国民から文句を言われても、
厳しい競争試験を続ける必要があります。
万が一、競争試験によらない公務員が増えるとするならば、
国というものが傾いていきます。
ですから、特別職や一般職に関係なく、公務員には競争試験が必要です。
もちろん、それは、選挙という競争試験でも問題ありません。
いずれにせよ、勉強期間が、
短い人では半年、長い人では1年以上もかかるような競争試験が必要です。
競争試験によらない公務員が、たくさんいる国は、どういう国か知っていますか。
歴史を振り返れば、そういう国は、たくさん存在していました。
今でも、世界には、そういう国が存在するでしょう。
競争試験によらない公務員が増えた国は、どうなったか知っていますか。